歴代志上 1

1-4 人類の最初の先祖は、次のとおりです。 アダム、セツ、エノシュ、ケナン、マハラルエル、エレデ エノク、メトシェラ、レメク、ノア、セム、ハム、ヤペテ。 5-9 ヤペテの子孫は ゴメル、マゴグ、マダイ、ヤワン、トバル、メシェク、ティラス。 ゴメルの子孫は アシュケナズ、ディファテ、トガルマ。 ヤワンの子孫は エリシャ、タルシシュ、キティム、ロダニム。 ハムの子孫は クシュ、ミツライム、プテ、カナン。 クシュの子孫は セバ、ハビラ、サブタ、ラマ、サブテカ。 ラマの子孫はシェバ、デダン。 10 クシュのもう一人の子ニムロデは、偉大な英雄でした。 11-12 ミツライムの子孫の名をとって呼ばれる氏族は、次のとおり。 ルデ人、アナミム人、レハビム人、ナフトヒム人 パテロス人、ペリシテ人の先祖カスルヒム人、カフトル人。 13-16 カナンの息子は長男のシドンとヘテ。 カナンは、エブス人、エモリ人、ギルガシ人、ヒビ人、アルキ人、シニ人、アルワデ人、ツェマリ人、ハマテ人の先祖となりました。 17 セムの子孫は エラム、アシュル、アルパクシャデ、ルデ、アラム、ウツ フル、ゲテル、メシェク。 18…

歴代志上 2

1-2 イスラエルの子は ルベン、シメオン、レビ、ユダ、イッサカル、ゼブルン ダン、ヨセフ、ベニヤミン、ナフタリ、ガド、アシェル。 3 ユダには、カナンの女シュアの娘から生まれたエル、オナン、シェラの三人の子がいました。 ただし、長男エルはひどい罪を犯したので、神様に殺されてしまいました。 4 エルの妻であったタマルは、あとで、しゅうとユダとの間に、ふたごのペレツとゼラフを産みました。 それで、ユダの子は全部で五人になったのです。 5 ペレツの子はヘツロンとハムル。 6 ゼラフの子は ジムリ、エタン、ヘマン、カルコル、ダラ。 7 カルミの子アカンは、神様のものを盗んで、イスラエル国民に災いをもたらしました。 8 エタンの子はアザルヤ。 9 ヘツロンの子はエラフメエル、ラム、カレブ。 10-12 ラムの子はアミナダブ、その子はイスラエルの指導者ナフション。以下、サルマ、ボアズ、オベデ、エッサイと続きます。 13 エッサイの長男はエリアブ、次男はアビナダブ、三男はシムア、 14 四男はネタヌエル、五男はラダイ、 15 六男はオツェム、七男はダビデです。 16 二人の娘の名はツェルヤとアビガイル。 ツェルヤの子はアブシャイ、ヨアブ、アサエル。…

歴代志上 3

1 ダビデ王の長男は、イズレエル出身の妻アヒノアムから生まれたアムノン。 次男は、カルメル出身のアビガイルを母とするダニエル。 2 三男は、ゲシュルの王タルマイの娘マアカから生まれたアブシャロム。 四男は、ハギテを母とするアドニヤ。 3 五男は、アビタルを母とするシェファテヤ。 六男は、妻エグラから生まれたイテレアム。 4 以上六人は、ヘブロンで生まれました。 ダビデはこのヘブロンで、七年半にわたって王位にありましたが、のちに都をエルサレムへ移し、三十三年間そこで治めました。 5 エルサレムにいた時、アミエルの娘で、ダビデの妻のバテ・シュアは、シムア、ショバブ、ナタン、ソロモンの母となりました。 6-8 ダビデには、ほかにも次の九人の子がいました。 イブハル、エリシャマ、エリフェレテ、ノガハ、ネフェグ ヤフィア、エリシャマ、エルヤダ、エリフェレテ。 9 以上の系図には、そばめの子は含まれていません。 ダビデには、タマルという娘もいました。 10-14 ソロモン王の子孫は次のとおり。 レハブアム、アビヤ、アサ、ヨシャパテ、ヨラム、アハズヤ、ヨアシュ、アマツヤ、アザルヤ、ヨタム、アハズ、ヒゼキヤ、マナセ、アモン、ヨシヤ。 15 ヨシヤの子は ヨハナン、エホヤキム、ゼデキヤ、シャルム。 16 エホヤキムの子は エコヌヤ(別名エホヤキン)、ゼデキヤ。 17-18 エコヌヤ王が軟禁されていた時に生まれた子は、次のとおり。…

歴代志上 4

1 ユダの子孫は ペレツ、ヘツロン、カルミ、フル、ショバル。 2 ショバルの子レアヤはヤハテの父。 ヤハテは、ツォルア人の諸氏族となったアフマイとラハデの先祖。 3-4 エタムの子孫は次のとおり。 イズレエル、イシュマ、イデバシュ、娘のハツェレルポニ ゲドルの先祖ペヌエル、フシャの先祖エゼル。 以上が、ベツレヘムの父で、エフラテの長男にあたるフルの子です。 5 テコアの父アシュフルには、ヘルアとナアラという二人の妻がいました。 6 ナアラはアフザム、ヘフェル、テムニ、アハシュタリを産み、 7 ヘルアはツェレテ、ツォハル、エテナンを産みました。 8 コツはアヌブとツォベバの父で、ハルムの子アハルヘルの名で呼ばれた氏族の先祖です。 9 ヤベツは兄弟の中で最も重んじられていました。 母が彼をヤベツ〔「苦しみ」の意〕と名づけたのは、お産の時にたいへんな苦しみを味わったからです。 10 ヤベツはイスラエルの神様に、こう祈りました。 「どうか、私をうんと祝福し、私の働きを助けてください。 私が行なうすべてのことに御手を添えてください。 すべての悪と災いからお守りください。」 神様はその願いをかなえてくださいました。 11-12 レカの子孫は次のとおり。 エシュトンの父メヒルの父となった、シュハの兄弟ケルブ。 エシュトンはベテ・ラファ、パセアハ、テヒナの父。 テヒナはイル・ナハシュの父。 13 ケナズの子はオテニエルとセラヤ。 オテニエルの子はハタテとメオノタイ。…

歴代志上 5

1 イスラエルの長男はルベンでしたが、彼は父の妻の一人と寝て、父の顔に泥を塗るようなことをしたので、長子の特権は腹違いの弟ヨセフのものになりました。 それで公式の系図には、ルベンが長男として記されていないのです。 2 さて、ヨセフには長子の特権があったものの、イスラエルのうちで最も有力な部族の先祖になったのは、ユダでした。 このユダ部族から、王(キリスト)が出ました。 3 イスラエルの子ルベンの子は エノク、パル、ヘツロン、カルミ。 4 ヨエルの子孫は、その子シェマヤ、孫ゴグ、曾孫シムイ。 5 シムイの子はミカ、孫はレアヤ、曾孫はバアル。 6 バアルの子はベエラ。 ベエラはルベン部族の長で、アッシリヤの王ティグラテ・ピレセルの捕虜として、連れて行かれました。 7-8 彼の親族は氏族の長となり、公式の系図に記されています。 エイエル、ゼカリヤ、それにアザズの子、シェマの孫、ヨエルの曾孫のベラ。 これらのルベン人はアロエルに住み、中には、ネボ山やバアル・メオンのような遠くに住む者もいました。 9 ヨエルは家畜を飼っていましたが、ギルアデの地で家畜が増えたので、その放牧地は、東の荒野の入口からユーフラテス川に及びました。 10 サウルが王の時、ルベン人はハガル人と戦って勝ったので、ギルアデ東部に移り、そこに住むようになりました。 11 ガドの子孫は、ルベン人の真向かいのバシャンに住み、サルカにまで居住範囲を広げました。 12 ヨエルが長で、その次にシャファム、そして、ヤナイとシャファテがいました。 13 その一族の七つの氏族の長は、ミカエル、メシュラム、シェバ、ヨライ、ヤカン、ジア、エベルでした。 14 ブズの子孫は、系図をたどると次のとおりです。 ヤフド、エシシャイ、ミカエル、ギルアデ、ヤロアハ、フリ、アビハイル。…

歴代志上 6

1 レビの子は ゲルション、ケハテ、メラリ。 2 ケハテの子は アムラム、イツハル、ヘブロン、ウジエル。 3 アムラムの子は アロン、モーセ、ミリヤム。 アロンの子は ナダブ、アビフ、エルアザル、イタマル。 4-15 アロンの家系の長男をたどると、 エルアザル、ピネハス、アビシュア、ブキ、ウジ、ゼラヘヤ、メラヨテ、アマルヤ、アヒトブ、ツァドク、アヒマアツ、アザルヤ、ヨハナン、ソロモンがエルサレムに建てた神殿の大祭司アザルヤ、アマルヤ、アヒトブ、ツァドク、シャルム、ヒルキヤ、アザルヤ、セラヤ、神様が、ネブカデネザルの手でユダとエルサレムの住民を捕虜として移された時、捕虜の一人であったエホツァダクへと続きます。 16 先にあげたように、レビの子は ゲルショム、ケハテ、メラリ。 17 ゲルショムの子は リブニ、シムイ。 18 ケハテの子は アムラム、イツハル、ヘブロン、ウジエル。 19-21 メラリの子は マフリ、ムシ。 レビ人の諸氏族は次のとおり。 ゲルショム氏族では リブニ、ヤハテ、ジマ、ヨアフ、イド、ゼラフ、エオテライ。 22-24…

歴代志上 7

1 イッサカルの子は トラ、プア、ヤシュブ、シムロン。 2 トラの子は次のとおりで、みな氏族の長となりました。 ウジ、レファヤ、エリエル、ヤフマイ、イブサム、シェムエル。 ダビデ王の時代には、これらの諸氏族出身の勇士は、総計二万二千六百人にのぼりました。 3 ウジの子はイゼラヘヤ。 イゼラヘヤの息子はミカエル、オバデヤ、ヨエル、イシヤなど五人で、みな氏族の長でした。 4 彼らはみな数人の妻をめとり、多くの子をもうけたので、その子孫は、ダビデ王の時代には、三万六千の兵力になりました。 5 イッサカル部族の全氏族から兵役についた者は、計八万七千で、みな公式の系図に載っている勇士でした。 6 ベニヤミンの子は ベラ、ベケル、エディアエル。 7 ベラの子は エツボン、ウジ、ウジエル、エリモテ、イリ。 この五人の勇士は各氏族の長で、公式の系図に載っている兵士二万二千三十四人の指導者でした。 8 ベケルの子は次のとおり。 ゼミラ、ヨアシュ、エリエゼル、エルヨエナイ、オムリ エレモテ、アビヤ、アナトテ、アレメテ。 9 ダビデ王の時代には、彼らの子孫から出た勇士は、各氏族の長二万二百人に及びました。 10 エディアエルの子はビルハン。 ビルハンの子は エウシュ、ベニヤミン、エフデ、ケナアナ、ゼタン…

歴代志上 8

1-2 ベニヤミンの子は年齢順にあげると、次のとおり。 長男ベラ 次男アシュベル 三男アフラフ 四男ノハ 五男ラファ 3-5 ベラの子は アダル、ゲラ、アビフデ、アビシュア、ナアマン、アホアハ ゲラ、シェフファン、フラム。 6-7 捕虜となり、マナハテへ移された、ゲバ在住の氏族の長エフデの子は、次のとおり。 ナアマン、アヒヤ、それにヘグラムとも呼ばれた、ウザとアヒフデの父ゲラ。 8-10 シャハライムは、妻のフシムとバアラを離縁したのち、再婚した新しい妻ホデシュによって、モアブの地で次の子をもうけました。 ヨバブ、ツィブヤ、メシャ、マルカム、エウツ、サケヤ、ミルマ。 これらの子は、みな一族の長となりました。 11 シャハライムの先妻フシムは、アビトブとエルパアルを産みました。 12 エルパアルの子は エベル、ミシュアム、オノとロデと周辺の村々を建てたシェメデ。 13 このほか、同じくエルパアルの子ベリアとシェマは、アヤロンに住む氏族の長で、ガテの住民を追い払いました。 14 エルパアルには、さらに次の子がいます。 アフヨ、シャシャク、エレモテ。 15-16 ベリアの子は…

歴代志上 9

1 イスラエル国民の系図は、一人ももらさず、『イスラエル諸王の年代記』に載っています。 ユダの国民は、偶像礼拝の罪のため、バビロンに捕虜として連れ去られました。 2 以前に住んでいた町へ最初に帰ったのは、イスラエルの諸部族の家族、祭司、レビ人、それに神殿奉仕者でした。 3 ユダ、ベニヤミン、エフライム、マナセの各部族に属する家族は、エルサレムへ帰りました。 4 その中に、ユダの子ペレツ氏族のウタイの家族がいました。 ウタイは、アミフデの子、順次さかのぼってオムリの子、イムリの子、バニの子。 5 シェラ人も、帰って来た家族の一つで、シェラの長男アサヤと子孫が含まれていました。 6 そのほか、エウエルとその同族六百九十人を含む、ゼラフの子孫もいました。 7-8 ベニヤミン部族の帰還者の中に、次の者がいます。 セヌアの子ホダブヤの子メシュラムの子にあたるサル エロハムの子イブネヤ ウジの子で、ミクリの孫エラ シェファテヤの子で、レウレルの孫、イブニヤの曾孫にあたるメ シュラ 9 彼らはみな家族の長でした。 総勢九百五十六人のベニヤミン人が帰って来たことになります。 10-11 帰って来た祭司は次のとおり。 エダヤ、エホヤリブ、ヤキン、神殿の護衛長のアザルヤ。 アザルヤはヒルキヤの子で、順次さかのぼってメシュラムの子、ツァドクの子、メラヨテの子、アヒトブの子。 12 祭司ではほかに、エロハムの子で、パシュフルの孫、マルキヤの曾孫にあたるアダヤ。 また、アディエルの子マサイ。 さらに順次さかのぼると、アディエルはヤフゼラの子、メシュラムの子、メシレミテの子、イメルの子。 13 総勢千七百六十人の祭司が帰って来ました。…

歴代志上 10

1 さて、ペリシテ人はイスラエル軍を攻めて打ち破りました。 敗走したイスラエル軍は、ギルボア山のふもとで殺されたのです。 2 ペリシテ人は、サウル王と三人の息子ヨナタン、アビナダブ、マルキ・シュアに追いつき、四人とも討ち取りました。 3 サウル王は、ペリシテ人の射手たちに囲まれて激しくねらい撃ちされ、深手を負ったのです。 4 王は、苦しい息の下から、そばにいたよろい持ちをせき立てました。 「さあ、おまえの剣でわしを殺してくれ。 あの割礼(男子が生まれて八日目にその生殖器の包皮を切り取る儀式)も受けていない連中に捕まって、なぶり者にされたくないのだ。」 しかし、よろい持ちは恐ろしくて手が出せません。 そこで王は、剣を取り、その上にうつぶせに倒れて自害したのです。 5 よろい持ちは、王の死を見届けると、同じように自害しました。 6 こうして、サウル王と三人の息子は、みな討ち死にし、彼の全家は一日のうちに滅び去ったのです。 7 山の下の谷にいたイスラエル軍は、味方が総くずれとなり、王と王子たちが戦死したと聞くと、町を捨てて逃げ出しました。 以来、ペリシテ人がその町々に住むようになったのです。 8 翌日、ペリシテ人が遺体からめぼしいものをはぎ取り、あたりに散らばっている戦利品を集めようと引き返して来た時、サウル王と息子たちの死体を見つけました。 9 さっそく王の武具をはぎ取り、首をはねたことは、言うまでもありません。 その首を自分たちの国へ持ち帰って見せ物とし、偶像の前で勝利を祝いました。 10 武具は神々の宮の壁に取りつけ、首はダゴンの宮の壁にさらしものとしたのです。 11 ヤベシュ・ギルアデの人々は、ペリシテ人がサウル王の首をさらしたことを聞きました。 12 彼らのうちの勇士は、行って王と三人の王子の死体を取り返し、ヤベシュにある樫の木の下に葬り、七日のあいだ断食して喪に服しました。 13 サウル王は、神様に不従順であったために死んだのです。 王は霊媒にうかがいを立て、 14 神様の導きを求めようとしませんでした。それで、神様は王を殺し、国をエッサイの子ダビデにお与えになったのです。